feature-of-zodiac-of-2022

2022年の干支(えと)は壬寅(みずのえとら)!寅年ってどんな年?その特徴や意味は?

2022年の干支は、壬寅(みずのえとら)です。えっ?寅年じゃないの??と思われた人もいたかもしれません。実際その通りで、十二支でいうと3番目にあたる「寅」年になります。

本来の干支の考え方は、一般的に言われている、「子(ね・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」の十二支に、

「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)」の十干(じっかん)の考え方が合わせられています。

十干は十二支に比べてなじみが薄くあまり聞いたことのない人も多いかもしれません。どちらも古代中国の思想からきていますが十二支は時間、十干は空間を表す要素です。

この記事では、2022年の干支である「壬寅」はどんな特徴があるのか、また十二支や十干についても調べてみました。

2022年「壬寅」ってどんな年?

「寅」の特徴

2022年の干支、壬寅(みずのえとら)は、十二支でいう寅(とら)と、十干でいう壬(じん・みずのえ)が組み合わされて年です。

寅…月は陰暦1月。方角は東北東。時刻は午前四時頃。またはその前後二時間をさす。  参考:『十二支(えと)の動物たちの生き方事典』 加藤 迪男 P43

十二支の中で、元旦に三番目に神様の御殿に着いたのが寅ですね。寅にまつわることわざには次のようなものがあります。

  • 虎の威を借る狐…強いものの権威をかさに着ていばるずるがしこいもののたとえ。 引用:google
  • 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す…良い生き方をすれば、永遠に生きることができる。 引用:『十二支(えと)の動物たちの生き方事典』加藤 迪男 p58
  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず…虎が住むほら穴に入らなければその中にいる虎の子を捕獲することは出来ない。あえて身の危険を冒さなければ、大きな成果は上げられないというたとえ。   引用:コトバンク

寅は、その毛皮の模様から夜空に輝く星のような存在と考えられていました。強い信念とチャレンジ精神がありどんなことにもめげずに立ち向かっていく性質があると言われています。また、寅年生まれの人は社交的で、周囲に気を配ったり楽しませるサービス精神の持ち主とも言われています。

「壬」の意味

「壬」は干支を構成する十干の中の一つですが、十干は元々は「陰陽五行説」という考えからきています。そして、この陰陽五行説では「壬」は9番目にあたります。また「水の兄」の別名を持ち、日本での読み方でもある「みずのえ」の通り、海や川など大きな水を表します。

大きな水のイメージの通り、壬に生まれた人の特徴としては、豊かで深い愛情と寛大な心があり、どんな器にも収まる水のごとく柔軟性も持ち合わせています。

「寅」と「壬」の組み合わせでどんな年になる?

陰陽五行説とは、全てのものは「水・金・土・木・火」で成り立っていると考える「五行説」と、「陽」と「陰」から成っている「陰陽説」からきています。その中で寅は「木」を表し、壬は「水」です。この関係は、「水生木」の「相生」にあたります。これはつまり、水によって木が育つことを意味していて、壬が寅を補完する構図になります。

また「壬」の文字には「妊に通じ、陽気を下に姙」という意味があり、厳しい冬に耐えて次の新しい芽吹きを待って土が盛り上がっている様子を表します。

「寅」の文字には、「螾(ミミズ)に通じ、春の発芽の状態」という意味が含まれていて、春が近づいてきてミミズが土の中で春を感じて動くことから胎動のイメージがあります。

これによって2022年の「壬寅」は、冬が厳しいほど春の芽吹きが華々しく、生命力にあふれ躍動感ある時の流れを表すことができます。

十二支の動物たち 

干支になれなかったのはあの動物

十二支といえばその始まりは、古代中国の物語からわかりますね。

神様が、お正月の一日(元旦)に神様の御殿に来るよう命じました。その時に来た1から12番まで順に、その年の大将にしてあげよう、と動物たちに言いました。そして、御殿に着いた順番が、今の十二支の順番になっています。

動物たちが張り切って、御殿を目指していたのですが、実はほかの動物たちと同じ日に御殿を目指せなかった動物がいました。

それは「猫」です。猫もネズミや牛たちと一緒に神様のお話を聞いていました。しかし実は猫は、一体いつ神様の御殿へ向かえばよいのか忘れてしまったのです。そこで、ある動物にそれを聞くことにしたのですが、その聞いた動物がマズかった(笑)

猫はネズミに聞きました。「神様のところへ行くのは何日だっけ?」聞かれたネズミは「正月の2日だよ!」と、1日遅らせた日を教えました。もちろんわざとです。

次の日、猫は大張り切りで御殿へ向かいましたが、御殿の門はぴったりと閉まったままです。「開けてー!着いたぞー」と叫んでいたところへ門番がやってきて、「何を寝ぼけたことを言っているんだ。昨日とっくに終わったよ。顔でも洗って出直してこい!」と言われてしまいました。

それからというもの、猫はいつも顔を洗っているのです。そして自分をだましたネズミを見つけるといつも追いかけているのでした。

ちなみに、12種類の動物たちや猫のほかにも、たくさんの動物たちが御殿を目指していましたが、12番目のいのししが御殿に入った瞬間、門を閉じられてしまいました。直前で間に合わなかった動物たちの中には、くまやきつね、たぬき、りすなどもいたようです。

十干とは?

当たり前ですが「干支」という字は、「干」と「支」という字から成り立っていますよね。最初に言ったとおり、干支は「十二支」と「十干」の要素からなっているのが本来の干支だということでした。そして、「子・丑…亥」までの十二支の要素は、「支」にあたります。

つまり、「干」の部分が「十干」になるのです。

「十干」とは、古代中国の考え方で、10日をひとまとまりとして、その一日ずつに名称をつけて循環させていく考えです。10の漢字とそれぞれに意味がありますが、十干を理解するときには「陰陽五行説」という考え方が大切になってきます。

陰陽五行説…古来中国で生まれた自然界の理を解く思想の一つで、陰陽説と五行説を融合した思想。五行説とは、万物は、水・金・土・木・火の5要素で構成されていると考えた思想。

引用:google

この陰陽五行説をもとにした十干の読み方と意味はこちら↓

甲(こう・きのえ)木の兄
乙(おつ・きのと)木の弟
丙(へい・ひのえ)火の兄
丁(てい・ひのと)火の弟
戊(ぼ・つちのえ)土の兄
己(き・つちのと)土の弟
庚(こう・かのえ)金の兄
辛(しん・かのと)金の弟
壬(じん・みずのえ)水の兄
癸(き・みずのと)水の弟

この十干には、それぞれに特徴があると言われていて、風水などでその人の性質を見る場合などで使われています。自分が生まれた年の干支を調べてみて、どんな特質の年だったのかを調べてみるのも面白いですね。

いかがでしたか?2022年は壬寅の年。年男・年女の人もそうじゃない人も、水のようにしなやかで柔軟な考えをもって、寅のように力強く寛大な心で、実りのある一年を過ごしていきたいですね!