明日からまた選んだ道を進めるように。どん底な私を救った一曲。

こんにちは、ここさゆです。

今回は、私が、子育てで悩んでいた時に、救われた1曲をご紹介したいと思います。

私は、現在二人の男の子を育てるシングルマザーです。いろいろあっていろいろ考えて、離婚を選択し、子どもたちと三人で暮らしています。私自身は、離婚したことに後悔はしていないし、大変だけれども新しい生活を、歩んできたつもりでしたが、ある時期、子どもとの関係や自分の人生にとても悩み、苦しんだ時期がありました。

具体的には、

・長男の勉強嫌いがひどく、毎日の宿題をやらせることが地獄

・いうことを聞かない、約束を守らない、手伝わない…ないない尽くしの長男に何度もキレる

・ついには長男が万引きをして、親子関係どん底

・子供を感情的に怒ってしまう自分に自己嫌悪すぎて死にたくなる

・シングルマザーとして、子どもたちとの生活を守るために毎日フルタイムで働くも心身ともにヘトヘト、子どもとの時間が少ない

・毎日頑張っているのに、報われてない感がすごくて生きてるのがしんどくなる

                                     

などです。

そんな時に、何気なく子供が見ていたアニメから流れていた曲が、『何となく、いい曲だなぁ』と感じて、その曲を調べると、Cö shu Nieというバンドの『give it back』という曲でした。最初は、やさしく流れるようなリズムとか、ボーカルの方の透き通るような、抜群にうまい歌声に惹かれて、好きになりましたが、この曲を聴いていくうちに、その時の、自分と長男の親子関係や、忙しすぎて心がすさんだ毎日を送っている自分と重なっていきました。

この記事で、伝えたいことは、『子どもは、失敗をたくさんする未完成な生き物だし、そもそも人間は大人だって失敗したり悩んだりして、決して完璧にはなれない。完璧を目指すのはいいけど、思い通りにならなかったとしても、それを受け入れることが大事。』ということです。

子育て中の方がこの記事を読んで、少しでも、子どもへの接し方や、気持ちや自分自身を認めてあげることの大事さが伝わってくれたらうれしいです。

以下、敬語省略

どうしてこうなるのか、考えても答えが出ない苦しい日々

長男が、成長して小学生になり、学校、友達、先生…と子ども自身の世界が広がっていくにつれて、いいこともあれば、問題や困ったことも増えてきた。それは、赤ちゃんだったころの子育ての大変さとはまた違って、私は正直『いつになったら、もっと楽になれるんだろう』と無意識に思って、日々を過ごしていた。

学校や先生から連絡がこないかどうか、いつも気にしていたし、何事もなかった日にホッとして、でもまた次の日になったら同じ心配をする…。そんな毎日。楽しいはずがない。

私はそのころ、金融機関に転職したばかりで、新しい仕事内容を覚えたり、勤務時間も長くなったり、自分自身の負担も増えていた。すべては、子どもたちと幸せに生活するための選択だったはずなのに、毎日グッタリ疲れて、子どもとの時間が、十分に持てないことにも悩んでいた。

自分に余裕がなくなると、長男が言うことを聞かなかったり、学校で何かしでかしてきたりすると、その心配が、感情の方を変えて何倍ものイライラになって、私を襲ってきた。

『ママはこんなに頑張っているのに、どうしてこれ以上イライラさせるの!』

『そんな簡単なこともわからないの、できないの。』

『自分のことなんだからもっとちゃんとやってよ。』

こんなひどい言葉を、長男に対して言ってしまうことも多々あったし、そのあとに襲ってくる自己嫌悪の感情にも苦しめられた。本当はこんなこと言いたくないし、もっと、いい関係でいたいし、頑張っているのに何でこうなるんだろう…と、むなしすぎて涙も出ない。

歌の力って絶大

そんな中で、出会った一曲。

Cö shu Nie さんの『give it back』

アニメ『呪術廻戦』のエンディング曲で、曲の意味合いも、そのアニメをもとに作られているようですが、私にとっては唯一無二の、これは親と子の、私と長男の曲になった。

子供が生まれて母親としての毎日がスタートしてからは、自分の好きな音楽に触れること自体がかなり久しぶりだった。それも、たまたま子どもが好きだったアニメを通して出会った曲になるとは。

好きになって、思い切ってCDを買って、毎日の車の運転中に聞くようになった。車の運転は結構好きだった。その間だけ、自分の世界、自分の時間になるから。

そして、子どもたちも運転中この曲が流れると、なぜか、静かに一緒に聞いてくれた。

そして、何回も何回も曲を聴いていくうちに、こう思うようになった。

『私は子どもに、長男に理想を押し付けていたんだ。』と。

give it backにはこんな歌詞がある。

「いつになれば 楽になれる 押しては返す 波に抗って」

これは私の中では苦しい毎日の自分の状態で、押しては返す波は長男との日々の戦いや仕事に追われる葛藤、悩みのこと。もういい加減、楽になりたい!という心の叫びが、曲に乗っかってくる。

でも、

「ひとりじゃないって信じてみたい」

そう、結局、私の人生、子どもがいたから変われたんだって思い出した。私一人の人生じゃない。子どもがいなかったら、今よりもっとつまらない平坦な人生だったんじゃないかと思う。子どもがいるから悩む、考える。子どもの存在が自分の人生の原動力になっている。子どもがいるから頑張れる。これは、今までもこれからも変わりようがない、自分の中で出ている答え。離婚した時も、つらかったけど、子どものために頑張る、絶対子どもと一緒に生きてやるって、自分で決めたじゃん。忘れていた、子どもがいることの意味。

「手を握っていよう 迷わないように 明日からまた 選んだ道を進めるように」

一緒に生きていくって、でも簡単なことばかりじゃない。波が襲ってきて壁が立ちはだかって、簡単に乗り越えられないとその苦しさに、乗り越えた先や乗り越える意味を考えられなくなってしまう。私の場合は、自分が子どもの笑顔を守るために頑張っていたはずが、だんだん自分に余裕がなくなって、いつしか子どもにも、完璧に、もっと頑張れって理想を押し付けてしまっていたのかもしれない。私自身も全然完璧じゃないのに。

そうじゃない、親子は敵じゃない。『同志』だ。

完璧でい続けて成長なんてしない、子育てって一方通行じゃない、親も人として子どもに育てられるんだ。

迷うことだってある。失敗することだってある。最初から最後まで完璧に出来る人なんていない。スモールステップでもいい、一歩進んで二歩下がってもいい。今は、つらくて大変で、出口もゴールも見える気配がしないかもしれないけど、いつか、明るい世界で、自分で選んだ道を進んでいけるように、今を生きよう。寄り添って、見守って、私自身も鍛えられて、子どもたちと、幸せな選択をしながら生きていきたい。

歌の力って、やはりすごいと思います。様々なとらえ方があるだろうし、一人ひとり、受ける意味や印象も伊那路ではないと思います。私は、この曲のおかげで、目が覚めたというか、いろいろとらえ方や考え方が変わりました。

よかったら、ぜひ聞いてみてください。

give it back (期間生産限定盤A) (Blu-ray Disc付) (特典なし)